MUP Week9 論理思考スキル
皆さん、こんにちは!今回も3本立てです
まず1つ目です!スキルがあっても思考力が0なら意味がない
いきなりですが皆さんに問題です。あるラーメン屋があります。
座席数:13 従業員:3 場所:駅前 ラーメン単価:650
この情報からこのラーメン屋はいくらの収益があるでしょうか?
ここで重要なのは答えがあっていたかではなく、考え方があっていたかどうかです
まず、時間帯を細分化します。夜なのか、ランチなのか、平日か週末か、
次にこの時間帯ごとで
回転数、来店数、客単価、売上、営業日、原価、コスト、全経費、売上、利益
といった順番で算出します。
具体的には
回転数3、来店数13、客単価650、売上8450、営業日22日
原価やコスト(ラーメン一杯あたりにかかる費用)、全経費(固定費、水道光熱費、人件費)、売上185900、利益(売上から全経費を引いたもの)
以上のように考察して答えが分かります
このように答えの正解、不正解を見るのではなく考え方の正解、不正解を見ることをフェルミ推定という
つまり重要なのは
顧客視点を論理的に照明、追求することである
次に2つ目です!イメージや思い込みをなくせ
私達は自分の視点から物事に対して思い込みをしてしまい、またそれをドラマチック化してしまう生き物です
この時私たちがしてしまう考え方は分断志向です
なぜか私達は物事を二つに分けたがります。ex: 金持ちと貧乏、勝ち組と負け組
しかし実際は世の中にはグラデーションが溢れ二極化する事は困難です
金持ちと貧乏については日本では中間層が多いのに対し、勝ち組と負け組に関しては人の価値観によります。
ここで重要なのは細分化することです
仮に店を建てるとして立地が大事という考え方があるとします
そこで、人通りが多いところと少ないところで分けたときに
人が多ければ=良
人が少ない=悪
という風に考えがちですが実際は
人が多い=人件費がかかる、家賃高い
人が少ない=家賃安い、人件費削減、デリバリーに特化できる等
それぞれの特徴を細分化することで本質が見えてくるのです
次に3つ目です!ネガティブ本能を捨ててください
人はネガティブなものに共感しやすい特徴があります
それを応用した例としてテレビがあります。事故、事件などが起きた時メディアはその事実を伝えるにとどまらず遺族へインタビューし、よりネガティブなものに演出しようとします
※もちろん事故や事件は悲しいことのほうが多いです
しかし実際に起きた事象を報道すればいいものを敢えて遺族にインタビューする必要はあるのでしょうか?
何故ならよりネガティブなものにすることで視聴率が上がるからです
ここで重要なのは
自分の感覚や感情をより定量化して物事を証明する事が大切です
今、自分が思っていること、考えていることを今一度疑ってみてください