Week35 先物投資

皆さん、こんにちは!今回は先物投資についてです。

まず、デリバティブとは先物やオプション、スワップなどを含めた最先端の投資の事をいいます。

では何故あるのでしょうか?

それは投資家を飽きさせないためです。そして、他者との差別化を図るためでもあります。

1.先物について

証券会社やオンライン証券で買うことができます。

ではどういった形で取引されるのでしょうか?

例えば、新型のパソコンが売られるとします。

このパソコンをほしい人が10万円で予約券を購入します。

実際、販売されると価格は15万円でした。故に5万円で購入する事ができます。

パソコンだけでなく、作物も同じです。その年で豊作か不作かは分からないわけです。

だから半年後、1年後にいくらで買うという予約をするのです。これが先物投資です。

2.先物投資の種類

  • 株価指数先物投資
  • 金利先物投資
  • 債券先物投資
  • 通貨先物投資
  • 商品先物投資
  • 排出権先物投資
  • 電力先物投資

などがあります。

例えば、作物が今年に豊作か不作かわからない時、農家はファンドと呼ばれる保証会社と契約を結びます。保証会社は証券化して証券会社に先物取引として市場に出回ります。ここで投資家から得たお金を農家の補償金として確保します。

しかし、農家としては、高く売れたのに安く売ってしまったといったリスクや

投資家としては安く買えたのに高く買ってしまったなどの相互不利益が生じます。実際にここで得をするのは結局手数料ビジネスの証券会社になってしまいます。

先物投資:買い手側の視点

消費者A:オレンジが欲しい

生産者B:今年豊作か不作かわからない

消費者A:じゃあ、100円で予約券ください

半年後・・・

消費者A:やっぱり必要なくなりました。

消費者C:私110円で買います。

結果、消費者Aは10円の得

先物投資:売り手側の視点

マーケットでオレンジが1個100円だとします。

生産者A:今年はオレンジが豊作かもしれないと予測を立てる、そしてオレンジ1個100円の予約売買券は持っています。

1年後・・・

マーケットでオレンジが1個50円になりました。

結果、生産者Aは100円で売る購入者がいるので50円の得があります。

一方で、

マーケットでオレンジが1個120円になりました。

結果、生産者は100円で絶対に売らなければいけないので20円損します。

つまり、先物取引は売り手と買い手ともに必ず取引しなければなりません。キャンセルはできません。

3.オプション取引

オプション取引とは、自分が得をする時のみ売買できる取引のことです。

例えば、

リンゴ1個を100円で買える購入券があるとします。この購入券を10円で買ったとします。

つまり、10円で100円で購入できる権利を買ったとします。

しかし、半年後・・・

スーパーでリンゴが1個50円でした。この時、買い手はこの購入券を放棄できます

つまり、オプションとは自分が負けない為の保険料のことです。

  • 先物取引(絶対キャンセル不可)
  • オプション取引(キャンセルは自由)

先物取引とオプション取引で共通しているのは、購入券自体は売買自由であることです。

この購入券を持っていく際、お店側は必ず購入券での値段で商品を売らなければなりません。

更にオプション取引には2種類あります。

4.オプション取引:コールオプション(買う権利)とプットオプション(売る権利)

  • コールオプション(買う権利)

リンゴを100円で買えるチケットを10円で買った。

結果、市場でリンゴ1個150円でした。この場合、得なので権利行使を行います

一方で、市場でリンゴ1個50円でした。この場合、損なので権利放棄します

  • プットオプション(売る権利)

リンゴ1個100円で売れるチケットを10円で買いました。

結果、市場でリンゴが1個150円でした。この場合、売り手にとって損なので権利放棄します。

一方で、市場でリンゴが1個50円でした。この場合、売り手にとって得なので権利行使を行います。

では・・・

Q1.買い手側

リンゴ1個100円で買えるチケットを10円で買いました。

結果、市場でリンゴが85円になったとき、いくら損でしょうか?

A.10円の保険料のみが損となります。

Q2.売り手側

リンゴ1個100円で売れるチケットを10円で買いました。

結果、市場でリンゴが85円になりました。いくら得でしょうか?

A.100-85-10=5 よって5円特になりました。

5.スワッピング:交換すること

スワッピングとは交換取引のことです。

種類は以下のようにあります。

  • 金利スワップ
  • 通貨スワップ
  • クーポンスワップ
  • エクイティススワップ
  • コモディティスワップ

例えば、

A社:変動金利(但し、今年は5%)、借金100億円・・金利上昇の不安、固定金利にしたい・・

B社:固定金利5%(毎年)、借金100億円・・変動の金利下降の期待、固定に対する不満・・

このように双方の利害が一致していれば、

金利スワッピングを行う事ができます。

行った結果、

A社:借金100億円、変動金利(但し、今年は5%)、⇒固定金利

B社:借金100億円、固定金利5%(毎年) ⇒変動金利

以上のようになります。これがスワッピングです。

如何でしたでしょうか?これで投資シリーズは終了です。

次からはマーケティングにテーマが切り替わります。

ここまでご精読ありがとうございました。

では・・・Sem2 Week1 でお会いしましょう!!

MUP Week34 株の購入方法

皆さん、こんにちは!今回は株式投資の最終編です。

今まで株式とは何か?から何を判断基準にして投資していつ投資するのかまでやってきました。

今回は株式投資でどのように株式を買うのかを説明していきたいと思います。

1.株式投資の前提

まず、前提として株価が高値の時に売り、安値に買うという事です。

しかし、株価自体はいつ上がるのか、いつ下がるのかがわからないわけです。但し、株価が動く事だけは分かります。

そこで次のような株式投資の方法が現れます。

2.ドルコスト平均法と定量購入法

株価が予測できない為、株価の変動に関係なく、投資する方法です。

1ヶ月2ヶ月3ヶ月月4ヶ月5ヶ月
株価100001500050001000020000

定量購入法:株価に問わず、定期的に購入する株数は同じで投資を行う事です。

定量購入法1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月合計平均/一株
購入株数100100100100100500
購入額100万150万50万100万200万600万1.2万
購入する株数を変えない

ドルコスト平均法:投資する際の金額を予め決めておいて投資を行う事です。

ドルコスト平均法1ヶ月2ヶ月3ヶ月4ヶ月5ヶ月合計平均/一株
購入株数1006720010050517
購入額100万100万100万100万100万500万0.96万
購入する際の合計金額は変えない

以上の方法を比べてみると、ドルコスト平均法の方が一株を安価で購入出来ることが分かると思います。つまり、リスクを少なくできるという事です。

しかし、リスクを最低限に抑えている為、株価が好転した時に動き出さないので利益分岐点も同時に低くなります。” Law risk Law return “

しかし、ドルコスト平均法は、株式投資の前提である “安い時に買い、高い時に売る” を無視しています。

そこでこの前提から離れない方法があります。それが・・・

3.バリュー平均法:資産価値(保有株価)を決めて、増減しないように調整する

バリュー平均法とは、株価の変動に合わせて保有株数を目的とする資産価格へ調整する事です。

バリュー平均法1ヶ月2ヶ月3ヶ月
投資額1万2万3万
株価10005001500
口数10口30口20口
累計口数10口40口(10+30)20口(40-20)
資産価格(これ以上以下にしない)1万2万3万
ここでは月毎に増やす資産価格を1万円とします。

月毎に投資を行うとします。ここでは保有する資産価格を月毎に1万円ずつ増やす事を目的とします。

この保有株の価値がこの資産価格より増えたり減ったりしてはいけません。

2ヶ月目では株価が500円に下がってしまったので、保有株数10口×500=5000 となり、

これでは目標とする資産価格の2万円に届きません。故に購入する株は不足分の15000です。ですから15000÷株価500=30株数、故に購入する株数は30口です。

3ヶ月では株価が1500になりました。この時点で保有している株数は40口です。

故に1500×40株=60000です。しかし、目標とする資産価格は3万円です。資産価格を3万円オーバーしているわけです。ここで過剰分を売却します。

つまり、過剰分30000÷株価1500=20株数を売却します。

このように資産価格を絶対に守る方法、これがバリュー平均法です。

株式分割

以上のような方法で株式を購入する際に、安い株が市場に出回っていることがある思います。

これは証券会社や企業側がより多くの人に株式を購入してもらうためです。

特に未上場企業が上場する際に経営状態を公開する義務が働きます。この状態を表す書類をIRといい、この義務のことをIPO(Initial Public Offering) といいます。

特にこういったIPOの場合、投資家は企業の経営状態が不透明な為、不安があります。

そこで投資家を安心させる為に証券会社は公募価格を割安に設定している事が多いです。

また、投資家の共通認識としてIPO株が上昇するという共通認識があります。

ここでの公募価格で投資できる投資家は抽選で決まります。

その為、IPOを多く扱っている証券会社を証券会社選びの判断材料に参考にするといいでしょう。

如何でしたでしょうか?以上で株式投資は終了です。

次回はWeek35先物投資についてです。

MUP Week33 Part2 株価チャート

皆さん、こんにちは!今回は前回の続きです。では、チャートの構成要素である三つ、

ローソク、出来高、移動平均線について深く説明していきます。

1.ローソクについて

ローソクには胴体とひげがあると説明したと思います。

胴体は勢いを表し、大きければ大きいものほど、上昇速度が速く、今後も上昇する可能性があります。

更に移動平均線とローソクがあまりにも離れている場合は、狙い目です。

理由として、ローソクと移動平均線はいつか必ずクロスする動きを株価は必ず取るからです。

例えば、スピードの速い電車を止めるにはそれだけ強いブレーキを踏む必要があります。

一方でひげは反動を表します。安値が終値から大きく下に離れていればいるほど、それだけ売り手より買い手が多いという事を表します。つまり、今後上昇傾向がある事を意味します。

下落パターン1

買い投資家以上に売り投資家が多い時が下落する典型例です。

下落パターン2

ひげのない陰線です。これは大陰線といいます。これは投資家たちが迷いなく、売り込んでいる状況です。

トレンド転換兆候:

コマ

流れの中で重要なのはコマです。これはヒゲも短く、胴体も小さい状態です。

これは投資家たちに迷いがあり、方向性が出ない状態で保ち合い相場とも言います。

高値圏でこのコマがある場合、下がることを意味します。

一方で安値圏でコマがある場合、上昇を意味します。

長期的な場合はIRを判断材料として、中長期的に財務諸表や業界で判断、いつ買うのかをチャートで判断します。

2.移動平均線

上昇傾向のサイン

上のように、上からローソク、5日線、25日線、75日線、といったように位置している、この状況の時は必ず保持しましょう。

つまり、ローソクが移動平均線の上にあれば、その期間儲かった投資家が多いという事が分かります。

次に

このように安値が底ばいで続いていた株の終値が短期、中期、長期線の三本線より上に位置していれば、上昇の兆候です。

ゴールデンクロス:

オレンジの線を短期線、緑を長期線、とします。

このようにローソクが上に位置し、短期線が長期線をクロスして上昇した時、この状況の時株価は上がります。これをゴールデンクロスといいます。

特に安値圏でゴールデンクロスがあるとき、必ず買いに入れてください。

下降傾向の兆候:

オレンジが短期線、緑が長期線とします。

このようにローソクが移動平均線の下にあり、長期線が短気線をクロスして上昇した場合、株価は下降します。これをデッドクロスといいます。高値のデッドクロスは売りに出してください

最後に

取引を行う前に・・・

  1. 過去の乖離率を分析しましょう。今までどの程度移動平均線から離れているのか、過去1年から5年間でどのくらいの乖離率かを見てください
  2. これを基に、乖離率何パーセントで売りに出すのかを決めましょう。乖離率何パーセントで売るのか、移動平均線に触れたら買うなど・・・

このように株式投資は指標を決めて行う事で、気持ちに左右されなくなります。

今回は以上です。ご精読ありがとうございました。

次回はWeek34 株の購入方法です。

MUP Week33 Part1 株価チャート

皆さん、こんにちは!今回は株式のヒットチャートの見方についてです。

その前に株式市場についてです。

1.個別銘柄で支障が出やすい株主市場

  1. NYダウ:米国の有名企業30社の平均株価
  2. 日経平均:日本の有名企業225社の平均株価

2.構成銘柄が多い株式市場

  1. S&P 500: 有名企業500社の時価総額
  2. TOPIX: 有名一部上場企業の全銘柄の時価総額

ではこれに基づいて株価チャートについてです。

まず、株価チャートは以下の三つを判断基準とします。

  • ローソク
  • 移動平均線
  • 出来高

1.ローソク

長方形自体を胴体、上下に突出している線をひげといいます。

ここから用語を一つ一つ解説していきます。

陽線とは色のないローソクを表したもので、株価が始まりの価格より上昇して終わったことを表します。

陰線とは着色されたローソクを表したもので株価が始まりの価格より下降して終わった事を表します。

高値は取引時間内で最も高かった価格であり、安値は最も安かった価格を意味します。

始値は取引開始時間での価格で、終値は取引終了時間での価格です。

2.出来高:売買された取引量

出来高では投資家の注目度を表します。時間帯ごとにこのように縦棒グラフが並び、この値が大きい時ほど取引量が多いということになります。

3.移動平均線:儲かった人がどれだけいるのか

移動平均線はある特定の期間の終値の平均値を表したものです。

  • 5日平均線:一週間ごとに見た終値の平均
  • 25日平均線:一か月ごとに見た終値の平均
  • 75日平均線:三ヶ月ごとに見た終値の平均

これらの平均線を基準に現在の終値が移動平均線より上に位置していれば、儲かっている人が多いということになります。

ちょっと中途半端かもしれませんが、今回は以上です。ご精読ありがとうございました。

次回はWeek33 Part2 株価チャートです。

MUP Week32 株式投資 Part3

皆さん、こんにちは!今回は前回の続きである株式投資についてです。

PBR:一株当たりの純資産に対する株価の正当性の指標

PBRとはBPSに対して株価がどのくらい差があるのかを表したものです。

例えば、純資産100万円で100株発行済みの株式会社があるとすると

BPSは1万円です。

この時、

  1. 株価が2万円の時、+1万円は期待値でこれは一般的です。 PBR:2倍
  2. 株価が1万円で定価ですが、市場では定価はあまりありません。 PBR:1倍
  3. 株価が5千円の場合、BPSが5000円だからお得??! PBR:0.5倍

しかし、3の事例には二パターンあります。

1.資産が1億円持っている会社でも利益が赤字の場合、PBRがBPSを下回ります。

またPBRが1倍の場合でも、株価が下がり続けるリスクがあります。

2.一方で、資産が1億円ある企業があっても全体的に不景気の場合や投資家にとって他にいい案件があるとき、BPSがPBRを下回ります。

このパターンの場合、IRに問題が無ければ株価が上がる可能性が非常に高いです。

PBRによるチャンスの見分け方

PBR1倍未満の株がある場合、時間はかかりますが、少なくとも1倍には近づく可能性がある為、チャンスです。

加えて、株価がPBR1倍になる値に近づいてきた場合、IRなどで財務、市場に問題が無ければ投資のチャンスです。

ROE:自己資本利益率 :お金の使い方がうまいかどうか

投資されたお金でどれだけ効率良く利益をあげたかを表したものです。

例えば、投資家が10億円投資したとします。この時、純利益が2億円だとします。

つまり、10億円の投資に対して20%のリターンが返ってきています。

これが ROE=20% となるわけです。

では次の例はいかがでしょうか?どちらの会社がROEが大きいでしょうか?

  1. 総資産が50億円で負債が40億円、株主資本が10億円で当期純利益が2億円
  2. 総資産が50億円で負債が10億円、株主資本が40億円で当期純利益が2億円

答えは1です。

10億円を使って2億円が返ってきていますが、2は40億円を使って2億円が返ってきています。

つまり、ROE = 純利益/株主資本

ROEが大きければ大きいほどお金の運用がうまいといえます。

※注意 :報告上の値

EPSやPERがいい値でも、

企業が商品を納品して、後払いで処理した為にその分の売上が売掛金として処理されたとします。しかし、納品先の企業が倒産した事で、下方修正申告又は倒産せざるを得ないなども十分にあり得るため

絶対にCF計算書の営業CFを見てください。ここで本業が儲かっていれば下方修正申告や黒字倒産といったリスクを防ぐことができます。

投資するとき、

  1. 現状を表す企業の営業CFをまず、見る
  2. その中でリスクの少ない会社を探す
  3. そこで見つけた企業から未来を表すチャートで儲かりそうな会社を探しましょう
  4. そこから買い時を調べ上げましょう

自己資本比率:自分の所有する資本割合

自己資本比率とは企業の資本の中で、企業自身が所有する資産の割合を表したものです。

ここでの割合が50%以上であれば、倒産リスクは非常に小さいといえます。

逆に人から借りた資産の割合が大きいと倒産リスクは高いです。

勿論、これは業界によります。不動産業界の場合、10%代であることはよくあります。

今回は以上です。

如何だったでしょうか?次回はWeek33 Part1 株価チャートについてです。

ご精読ありがとうございました。では・・・

MUP Week32 株式投資 Part2

皆さん、こんにちは!今回は前回の続きである株式投資に必要な3要素からです。

  1. 情報
  2. タイミング
  3. 方法

では一つ一つ見ていきましょう。

1.情報

まず、判断する基準として、

  • 今後、伸びる市場なのか
  • 市場獲得のためにどんな事業や投資をしているのか
  • その行動を数値化した時、伸びしろがあるのか

こういった事をIRやニュースを通して投資判断の基準にしていきます。

では、このニュースやIRにどう結び付けていくのか、を説明していきます。

2.判断の流れ

  1. 時事ニュースを通して、市場の成長における可能性を見る
  2. その市場の中で独自調査で成長しそうな企業を発見
  3. 調査で競合などを把握
  4. IRで財務状況の把握をする事で経営状態を理解する

結論として、長期的に上がる株であれば短中期的にも上がる確率が高いという小さい指標ができます。

この小さい指標は全てチャートに表わされています。

そこでここからはこのチャートを理解する為に、用語の説明から行っていきたいと思います。

3.時価総額

時価総額とは株価に発行株式数をかけたものを言います。

投資家の思考は次のような流れです。

「企業が100億円儲かった。」→この事実から発行株数100株の場合、一株当たり1億円儲かったという事になる。

例えば、

  1. 売上100万円稼ぎました
  2. 30万円の経費が出ました。
  3. 70万円の利益が残りました。
  4. 資産は70万円です。

EPSとPERは会社が出す利益に対して今の株価が買い時なのかどうか

PBSとPBRは会社が持っている資産に対して今の株価が買い時なのかどうかを決める判断材料です。

1.EPS:Earning per share 一株当たりの純利益

ある企業の純利益が2000万円で発行済み株式数が10万株だとすると

EPS (一株当たりの純利益):純利益 2000万円 ÷ 発行済み株式数 10万円=200円

つまり、一株当たりの純利益は200円となります。

この一株当たりの純利益は本来、株主に回るべきお金です。しかし、会社にも利益を残さなければいけない為、株主総会でこの割合を決めます。

これを一株当たりの配当といい、これが株主への配当となります。

ex: EPS:15.58

一株当たりの配当:8.86

会社に残すお金:15.58-8.86=6.72 となります。

2.PER:株価収益率 期待と実績の差を表す数字

例えば、10000円売上あり、株数が100です。

EPSは100円、しかし、実際の株価は2000円だとすると

ここでの差は1900円でEPSの20倍です。この実績と期待の差をPER 株価収益率といいます。

PERが下降:一株当たりの利益が上昇し、期待値との差が縮まるパターン

ここでは会社が頑張って利益を生み出しているのにも関わらず、誰も知らない場合お買い得です。

PERが下降:一株当たりの利益が一定でも、株価が下がるパターン

利益の安定性は見込めるのに期待されていない場合、お買い得です。

つまり、

株価÷EPS= PER

日本の上場企業では15倍が平均です。将来、有望な業界は期待値が高い分、PERも高くなります。

PERを見る事で次のパターンが考えられます。

PERが低い:収益率が高くなった or 期待が下がった つまり、割安

PERが高い:収益率が低くなった or 期待が上がった つまり、割高

こういう仮説が重要になってきます。

3.BPS:一株当たりの純資産

BPSとは簡単に言えば、今すぐ会社が潰れた場合一株あたりに返ってくるお金の割合です。

純資産とは内部留保や前年度もの利益がある返済する必要のない資産です。

純資産が1億円で発行済み株式数が10000株の場合、

一株当たりの純資産は1万円となります。これは普通です。

しかし、一株当たりの純資産が1.5万円の場合もあります。この時0.5万円は期待値となります。

一方で一株当たりの純資産が0.5万円の時、非常に危ない状態を意味します。

資産が多ければ多い企業ほど安全性があり、潰れるリスクが少ないと言えるからです。

大規模な災害や景気転落、為替変動によるコスト増大の発生などで企業の状態が危ない時、

一株を多くの資産で支えている企業と一株を少ない資産で支えている企業とでは

圧倒的に一株を多くの資産で支えている企業の方が安定します。

つまり、BPSが150円で株価が300円の時、リスクとして150円がかかるということになります。

今回はここまでです。次回にまた、お会いしましょう。

ここまでご精読ありがとうございました。次回はWeek32 株式投資 Part3です。

MUP Week31 株式投資 Part1

皆さん、こんにちは!

今回は遂に株式投資についてです。まず、株式投資についてです。株式投資は未来のためにやるイメージがありますが、実際は今のためにやるものです。

1.株式投資の由来

株式投資は、オランダの東インド会社の胡椒の貿易で使われたことから始まりました。

船で胡椒を東南アジアに向けて運ぶ時、以下のリスクがあります。

  • 海で海賊によって胡椒が滞ってしまう
  • 嵐などで船が沈む

そこでリスクを分散するために儲けを共有する代わりに負担代金としてお金を募集しました。

この時預った証明として、証明書を発行しました。これが今でいう株券です。

この株券が儲けが出た時の配当する割合となります。

これが株式会社の誕生です。

2.株の発行

例えば、資本金100万円で発行株数が100株だとした場合、

株価は一株1万円となります。

この株価は中小企業であれば自由に値段の設定を行う事ができます。

3.未上場企業について

まず未上場企業の場合、経営がガラス張りになっていません。その為、内部がブラックになっています。

その為、上場すると基本的に株価が上昇する為に未上場企業は

「上場予定である」や「売上が凄い」「特許が凄い」などと謳っています。これにより株価を上げようと試みます。しかし、中身は空っぽというように上場を謳った詐欺が横行しています。

これを防ぐために次のようなシステムが存在します。

4.Due Deligence

未上場企業の株価は言い値になってしまうために、信用に欠けています。

そこで投資家が安心して投資できるように投資家は第三者機関に企業価値の査定や法律に関する資産についての調査についての依頼します。財務諸表の開示など

この調査を Due Deligence といいます。

しかし、企業側も投資家たちに投資を行ってほしいわけです。この調査自体は毎回、手間と費用がかかります。

そこで双方の需要を満たす為にある一定の基準を設け、この基準をクリアした企業のみに登録させる日本取引所、いわゆる会員制クラブのような制度を作りました。

その基準ごとに段階があり、基準が厳しくなればなるほど、登録できる企業も限られてくるわけです。

容易
ジャスダック、東証マザーズ東証二部、東証一部

4.IPO (Initial Public Offering)

未上場企業が上場し、投資家に株式を取得させる事をIPOといいます。

上場するとDue Deligenceなしで投資家を集めやすくなります。

そして上場すると経営状態を公開する義務があります。これをIRといい、見えない経営状態が見える化します。

ここでは営業状態、投資状態、財政状態を把握できます。

これらの企業の情報が市場に集まり、投資家と市場で取引がされます。

5.上場のメリット

1.上場することで社会の信用が格段に上がります

2.資金調達が容易になります。

3.創業者に利益が多く入ります。

6.上場のデメリット

1.上場継続に費用がかかります。

2.Due Deligenceの為の監査法人の費用、株主総会の手間、IRの手間

3.投資家の要求によって経営について長期的な視点が難しい

4.幅広い株主の株主の実現

5.買収リスクが上がります

7.株主

企業の株式を保有している人を株主といいます。起業は定期的に株主へ利益分配や役員の選出について会議を行います。これを株主総会といいます。

特に就活生は起業の株主構造を見た方がいいでしょう。これによりボーナス、給与面が上がりやすいかどうかが分かるからです。

株主側から見れば、企業が倒産しても0になるだけで責任は負わなくて済む為、投資家としては得なわけです。

8.株式で利益を得る方法

  1. 株式配当:株は保有株数と配当価格によって配当額が変わります。
  2. 株主優待:株を持つ人が多いと株価が下がるため、企業としては投資家に株を保有し続けてほしいがゆえに、保有を継続させる為の施策を行います。
  3. キャピタルゲイン:株式の購入時に買った額よりも高い価格になった際に売却をして利益を得ることです
  4. キャピタルロス:株式購入時よりも株価が下がり、損切で売却することことです

9.株式投資を行う際の指標

ここで質問です。サイコロを5回振りました。奇数が出たのが、4回です。もう5回サイコロを振るとします。次に偶数が出る確率は何ですか?

勿論、答えは1/2ですね。

つまり、何が言いたいかというとサイコロを5回振って、4回奇数が出たからと言って、次に偶数が出るとは限らないわけです。

株で言えば、購入時の株価より株が下がった時、下がったから損切にするという判断要素にしてはいけません。何故ならこれは感情論だからです。

重要なのは、今の株価が株式会社の状況に見合っているかという事です。

10.株は空売り

よくあるのが、安い時に買って株価が上昇した時に売却して儲かる、これはよくあると思います。実は他にも方法はあります。

例えば、

1.ある株式会社があり、皆さんが株価100円の時に証券会社から100株を借りたとしましょう。基本的に返還日は半年後です。

2.次に購入時と株価が変わらない時にこの株式を売却し、ここで1万円を得ます。

3.次に株価が100円から70円に下がった時に、この株価を購入します。総額7000円です。

4.そして返還日までにこの株式100株を証券会社に返します。

5.結果、利益が3000円残ります。

このように株価が上昇しても下がっても儲かるわけです。

株式投資に必要な3原則

ここで最も重要なのは三つです。

  1. 情報:何の銘柄の株を買うのか、売るのかという情報
  2. タイミング:いつ購入、売却するのか
  3. 方法:どんな方法で売るのか、買うのか

これを次回にご説明させていただきます。ここまでご精読ありがとうございました。

次回はWeek32 株式投資 Part2

MUP Week30 投資信託、ヘッジファンド Part2

皆さん、こんにちは!今回は前回の続きです。

投資信託でが利益の得方は3つです。

1.キャピタルゲイン

100万円で買ったものを110万円で売却し、10万円の利益を得ます。これをキャピタルゲインといいます。

一方で100万円で買ったものを90万円で売却し、10万円損することをキャピタルロスといいます。

2.インカムゲイン単利

投資した額に対して利子や配当で得られる利益のことです。

例えば、年間で5%の利子や配当が得られるものとして、

1000万円を投資 → 1050万円 → 1100万円 → 1150万円 →・・・

3.インカムゲイン複利

投資した額と利子や配当分も含めた増えたものに対しても利子がかかる利益のことです。

例えば、年間で5%の利子や配当が得られるものとして、

1000万円を投資 → 1050万円 → 1102万円 → 1157万円 →・・・

では結論として

「投資信託に任せればプロが運用してくれるからやった方が良い!!」

というのは全くの噓です。投資信託は手数料ビジネスで減っていく確率の方が多いからです。

4.日本では投資ファンドは儲からない

日本ではアメリカに比べて、投資信託での市場規模が小さいため、手数料や信託報酬が多く取られるため、増えるどころか減っていく可能性が非常に高いです。

つまり、バナナはフィリピンでは多くあるため、安く入手できますが、日本では多くないため結果、値段が上がるのです。

5.ヘッジファンドと投資信託の違い

投資信託は以前にも申し上げたように、販売手数料や信託報酬、信託財産留保といった結果が良い、悪いに関わらず手数料がとられます。

一方でヘッジファンドは残高手数料と成功報酬といった成功した場合にのみ、手数料がかかるので運用する側も作業量が多くなるのです。

また、ヘッジファンドは作業量の分散もできるのでより効率的です。

そしてヘッジファンドは明らかに情報量が違うため、ヘッジファンドのマネージャーとの繋がりを持つことでより高金利の投資に繋がる事ができるのです。

しかし、日本ではお勧めしません。だからこそ海外で口座を開設する必要があるのです!

つまり、結論として投資信託は日本でやるべきではないという事です。

最後が急転直下だったと思いますが、今回は以上です。

次回は株式投資についてです。ご精読ありがとうございました。

では次回Week30投資信託でお会いしましょう。

MUP Week30 投資信託、ヘッジファンド Part1

皆さん、こんにちは!今回は投資信託・ヘッジファンドPart1についてです。

投資信託についての知識を今回はインプットしていきましょう。

今回も長いので二本立てです。

1.投資信託とは

色々な投資家から資金を募り、これをひとまとめにして運用の専門家に運用してもらい、ここで得られた利益を投資家に分散して還元するといった仕組みです。

ここでのメリットは1000円からといった小口投資でできるため、リスクなくできることです。

卵が10個ある時、10個を一度に運ぶと壊れて元がなくなってしまいますが、1個づつ運んで一つでも無事に運べればそれがニワトリにかえってまた、卵を産みます。これによりまた、10個貯まるのを待てば元が取れるというわけです。

では投資信託の仕組みはどのようなものなのでしょうか?

2.投資信託の仕組み

  1. 投資家が「投資信託をしたい」
  2. 投資信託を売っている販売会社である銀行や証券会社で投資する
  3. 販売会社はその投資されたお金で今度は運用会社に投資する
  4. 運用会社は受託会社である信託銀行に指示を出す
  5. その指示通りに受託会社は株式や債券、不動産市場で運用する
  6. ここで得られた損益を受託会社から運用会社に分配する
  7. そして得られた損益を運用会社から販売会社に渡る
  8. そして最終的な損益を投資家にリターンとして配当する

2.投資信託のデメリット

「じゃあ、もし仲介業者が倒産した場合、お金はどうなるの?」

こんな事思った方いらっしゃると思います。

先程挙げた、販売会社、運用会社、受託会社のどれかが潰れてしまっても、法律上、預り金として処理しているためお金のお財布は別々にしてあります。それ故に安心してください!

しかし、元本保証はされていません。つまり、仲介業者の中で倒産する会社が出れば、お金は返されますが、元々のお金と同じ金額かどうかは保証されないという事です

しかし、これが投資です。必ずしもリターンは保証されません。

デメリットは下記の通りです。

  1. 元本保証なし
  2. 手数料がかかる:販売会社に対しては販売手数料、指示を出す運用会社に対しては維持手数料(年利1%程度)、信託を止めて売却する際に信託財産留保額という手数料がかかる
  3. 短期的な利益は低い:長期で保有する際に利益が発生する場合がほとんど

3,最近の投資信託の形:販売会社なし

最近では販売会社に仲介させない形が増えてきています。

  1. 投資家が直接運用会社に委託する(直委託)
  2. 運用会社が受託会社に指示
  3. 受託会社が市場で運用
  4. 損益を運用会社に分配
  5. この損益を運用会社が投資家に配当

4.投資信託の種類

1.パッシブ運用:目標とする指標(ベンチマーク)と同じ動きを目指す

※日経平均に合わせる事がほとんどです。

その時の流れに合わせるだけなので、手間はかからず、手数料も少ない

2. アクティブ運用:目標とする指標(ベンチマーク)を上回る事も下回る事もある

つまり、高い時に買ったり、安い時に買ったりする為に手間がかかる。故に手数料が高い

日経平均とはある基準をクリアした1700社ある企業、つまり、一部上場企業の中から日本経済新聞社が選抜した225社の平均株価の事です。

5.アクティブ運用とパッシブ運用、どっち?

「結局、どっちがいいの?」と思いますよね・・

結論、パッシブ運用の方がいいです!!

これは、日本やアメリカ、グローバルで見てもアクティブ運用がパッシブ運用に負ける割合が非常に大きいです。

何故なら、アクティブ運用は確かに手間をかけて行いますが、動けば動くだけ負ける回数も多くなるからです。

例えば、手数料を投資額100万円に対して10年で見た時、

パッシブ運用の手数料を0.5% →5千円×10年=5万円

アクティブ運用の手数料を2% →2万円×10年=20万円

となり、明らかにアクティブ運用の方が手数料が高く、損失が大きい事が分かります。

さて、これで投資信託の仕組みと種類は分かって頂けたと思います。

次回は如何にして投資信託は利益を得るのかをやっていきたいと思います・・

今回もご精読ありがとうございました。次回はWeek30 投資信託Part2

MUP Week29 債券投資について Part2

皆さん、こんにちは!

今回は前回の続きです。債券投資と定期預金の主な違いは主に3つあります。

1.定期預金と債券投資の違い

まず債券投資の場合、投資金額を回収するまでの返還日までの日に急にお金が必要となる時があります。この場合、債券は売却する事でお金を得ることができます。

定期預金の場合、急にお金が必要な時、解約しなければなりません。場合によっては解約時に解約料がかかるため、利益がプラスに働くことはありません。

2.定期預金と債券投資の違い:その2

債券は価格変動があります。つまり、債券を売却する際、その価格は相場の変動によって決まります。つまり、債券の発行日では価格が高いのに対して、償還日では価値が下がっているということもあります。

一方で定期預金は価格変動はありません。

3.定期預金と債券投資の違い:その3

債券は金利の変動はありません。債券を売るその時まで利子は貰える事ができます。売却時までに受け取り続ける利子の事を経過利子といいます。

一方で定期預金は金利が変動します。

4.定期預金と債券投資の違い:その4

債券はデフォルト、いわゆる債務不履行といい、銀行が潰れた場合元本保証はされません。

一方で定期預金は銀行が潰れた場合でも元本保証はされます。

これを聞いて皆さん、怖いなと思った方いらっしゃると思います。

デフォルトについて

国債を買う際、国が破綻するのではないか、と思ってる方!

アルゼンチンを例に挙げてみましょう。

明日、国が破綻すると分かった時、アルゼンチンの市民はお金を引き出す為に銀行に行列が出来ました。これにより銀行の機能が崩壊し、国より先に銀行がつぶれました。

つまり、ここで申し上げたいのは国が破綻する時、銀行の方が早く破綻するということです。

また国債の所有割合として銀行が多くを占めているため、債券を買うことは定期預金を行う際のリスクより少ないと言えます。

利率

では国債と定期預金を金利で見てみましょう。

  • 個人向け国債:0.05%
  • 銀行預金金利:0.01%

利率も国債のほうが良く、リスクも定期預金より低い

どちらが皆さんは投資したいですか?

債券について

まず債券には3種類あります。

  • 国債:国が発行している債券
  • 地方債:地方自治体が発行している債券
  • 事業債:企業が発行している債券

また利子の支払方法についても3種類あります。

例えば、年利5%に1000万円を投資した場合、、

  • 年利:1年後に50万円もらえる
  • 半年:半年ごとに25万円もらえる
  • 月利:1一か月ごとに4.2万円もらえる

利子の受け取り方:二種類

  1. 利付債:毎年ごとか半年ごと、月毎に利子が貰えて償還日に投資額が返金される。
  2. 割引債:最初に安値で投資し、償還日に投資額より多い額が貰える。

つまり、利付債は利子が定期的に償還日までに少しづつもらえるのに対して、

割引債は利子はもらえない代わりに最初の投資額が少し安く、償還日には投資額より大きい価値が約束されているということです。

債券価格について

  • 新発債:新規に発行された債券:発行元が年利と発行価格が決められる
  • 既発債:既に発行された債券:価格は市場が決める。つまり時価格

どうやって債券を選べばいいのか?

これは簡単です。二つです。

リスクと期間で決めてください。

まずリスクについてです。

勿論、利息が高ければリスクが高く、利息が低ければリスクは低いです。

低い利息高い
低いリスク高い
AAA,AA,A評価BB,BBB

続いて期間についてです。

低い利息高い
短い償還日までの期間長い

期間が長い換金できないため嫌がる人が多いのに加えて、期間が長いと企業の信頼がない限り、償還日までに存続日出来ているのかなどといった不安がある為、長期は完全に安全といえません。

大企業が債券を発行するのは何故か

国が株を購入してくれるため、金利を安くして債券を発行できるからです。

お金があるのにお金を集めようとするのは、ETFの株価上昇自体は政府が好景気に見せようとする自作自演で毎年株を購入している為で、暴落を恐れた企業は年利が安い内に資金集めを行っていこうという考えです。

外国債券について

外国の債券を買うことはリスク分担にもなります。

例えば、1ドル=100円の時、

1.外国が発行した債券が償還日が10年後で価格は1万USDで年利2%だとします。

2.これを購入するには日本円で1万ドル×100円=百万円投資する事になります。

3.この債券を購入した場合、一般的に毎年2万円が貰え、これが10年間続き計20万円が貰える事になります。

4.崩していうと毎年200ドルが利子としてもらえ、1ドル100円の状態で百万円が貰えます。

しかし、レートが変動し1ドル120円になったとき、貰える利子は毎年200ドルで変わりませんが、レートが120円になったため、120円×200ドル=24000円となり、結果的に元々の金利の額である20000万円から4000円プラスになります。

つまりドルが下がっても貰える利子の額は変わらず、ドルが上がってもプラスに転じるということです。

いかがでしょうか?国債についての知識がついたと思います。

次回はWeek30投資信託についてです。ご精読ありがとうございました。